にっぽん!歴史鑑定 #144「徳川家光と弟・保科正之の絆」が1月22日に放映されました。
徳川秀忠公死後に、徳川家光公に重用された保科正之公の人格面も含めた素晴らしさを
説明する話でした。
将軍の子でありながら出自を隠され育ち兄である将軍とその跡継ぎにまで
忠義を尽くしたということで日本屈指の名君との評価が高い人物です。
養父の保科正光に恩義のために生涯松平性を名乗らず保科性を貫いたことなど
日本人の好む謙虚さを持った人物かと思います。
晩年に定めた『会津家訓十五箇条』には第一条に「会津藩たるは将軍家を守護すべき存在であり、藩主が裏切るようなことがあれば家臣は従ってはならない」と記されちます、
幕末の松平容保公が最後までこの遺訓を守り最後まで薩長を戦ったのは有名な話です。
保科正之公がいなければ徳川260年の治世はもっと早く終わっていたというのも
正しいと思います。
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