が12月14日に再放映されました。榎本武揚が夢見た幻の蝦夷独立国家の話です。
まず印象に残ったには、英語はジョン万次郎の私塾で学び、オランダにも留学して、国際法、軍事知識、船舶に関する知識を吸収している榎本武揚の優秀なところです。五稜郭陥落の時にオルトラン著「万国海律全書」を戦災から守る為に新政府軍の参謀、黒田了介(後の清隆)に託した時に黒田は、万国海律全書に克明に記された注釈の多さに驚き、榎本の才能に感服すると同時に、この人物を殺してはならないと決意します。そして、新政府軍要人を説得し、とうとう榎本の助命を実現させるのです。榎本の博覧強記が、榎本の命を救ったのでした。
開陽丸の座礁した理由が過積載であったのは残念であったかと思います。
次に印象に残ったのは、五稜郭は実は十稜郭として構想されたものの予算などの成約で五稜郭になった妥協の産物であったということです。大砲の技術にも発達できなかったようです。
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