にっぽん!歴史鑑定 #285「家康を裏切った男?石川数正」が11月8日に放映されました。
徳川家康の人質時代からの近侍で竹馬の友とも言える人物でした。桶狭間の戦いのあとに駿府の取り残されていた正室の築山殿と嫡男の信康を取り戻すという大役を果たします。信康の後見役にもなります。軍事面でも姉川の戦い、三方ヶ原の戦い、長篠の戦いに参陣して武功をあげています。
これほどの人物が小牧長久手の戦いのあとに徳川家を出奔してしまいます。徳川家の機密を知り尽くした懐刀を失った家康が秀吉に臣従するきっかけになったのではないでしょうか。
家康が臣従したあとは、徳川家の機密を握っているという希少価値が失われて晩年は不遇であったようです。
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