2021年11月29日月曜日

にっぽん!歴史鑑定 #235「吉原の一日 花魁と旦那衆」

にっぽん!歴史鑑定 #235「吉原の一日 花魁と旦那衆」が11月29日に再放映されました。



1日に1000両(1億円)もの大金が動いた吉原の成立の歴史を解説する内容でした。
最初の吉原は元吉原と呼ばれて、日本橋人形町にありました。葦の茂った湿地埋め立てて造成された土地に建てられたので葦原が転じて吉原と呼ばれるようになりました。

銭湯の台頭で苦しめられましたが、江戸の街が大きくなる過程で、明暦の大火も挟み移転を命じられることになり浅草日本堤に移転されて行きました。

2021年11月24日水曜日

歴史探偵「江戸の天才たち」

 歴史探偵「江戸の天才たち」が11月24日に放映されました。


近江国友村出身で、望遠鏡などを制作した国友一貫斎と、からくり人形や万年時計で有名で東芝の創業者でもある田中久重が紹介されました。

江戸時代の天才が多く輩出された理由として江戸時代の和算ブームがあったことも紹介されました。

英雄たちの選択 選▽渋沢栄一 知られざる顔“論語と算盤(そろばん)”を読み解く

英雄たちの選択 渋沢栄一 知られざる顔~「論語と算盤(そろばん)」を読み解く が11月24日に再放映されました。


日本資本家の父としてよく知られる渋沢栄一の慈善家としての部分をピックアップする内容でした。これからの時代にも必要な考え方を持った人であるのが理解出来ました。

2021年11月23日火曜日

先人たちの底力 知恵泉「金のなる布・メイドイン&オールジャパンで 絹で生キヌけ!」

 先人たちの底力 知恵泉「金のなる布・メイドイン&オールジャパンで 絹で生キヌけ!」が11月23日に再放映されました。


日本の絹産業を解説する内容でした。富岡製糸場における女工さんたちの評価法などが面白かったです。


2021年11月22日月曜日

にっぽん!歴史鑑定 #286「ラスト・サムライ土方歳三」

にっぽん!歴史鑑定  #286「ラスト・サムライ土方歳三」」が11月22日に放映されました。



近藤勇の死後に、五稜郭まで戦術家としての土方歳三の活躍について解説する内容でした。
宇都宮城を陥落させた戦術的手腕や、二股口の戦いでの寡兵での戦いなどすぐれた戦術家であったことは明らかなので明治の時代にも生き残ってもらいたかったと思いました。

2021年11月17日水曜日

歴史探偵「大坂の陣 幻の大洪水」

 歴史探偵「大坂の陣 幻の大洪水」が11月17日に放映されました。


大阪冬の陣の時に、豊臣方が堤を決壊させて洪水を引き起こして防衛したという内容を解説する内容でした。CGシュミレーションで詳しく解説されました。


英雄たちの選択 「野望!伊達稙宗の巨大山城 〜信長を30年先取りした男〜」

 英雄たちの選択 「野望!伊達稙宗の巨大山城 〜信長を30年先取りした男〜」が11月17日に放映されまました。


独眼竜の伊達政宗の曾祖父で、天文の乱を引き起こし、東北の大混乱に陥れた人物です。
居城を移した桑折西山城は当時として画期的な巨大城郭で戦国後期の防御施設を備えていました。
「塵芥集」と言われる171条にも及ぶ法整備を実施しました。織田信長が実施した家臣を城下に住まわせるなど30年先取りしました。
14男7女と子沢山で、次々と自分の子を周辺の大名に養子に出すなど政略結婚も展開しますが、3男を越後の上杉氏に養子に出し時のトラブルで嫡男の晴宗との間で天文の乱を引き起こし失脚しました。
亡くなった2年後に政宗公が生まれました。



2021年11月16日火曜日

先人たちの底力 知恵泉「松平定信 公共性で危機を乗り切れ どうする!大借金 未来の世代にツケをのこさないために」

 先人たちの底力 知恵泉「松平定信 公共性で危機を乗り切れ どうする!大借金 未来の世代にツケをのこさないために」が11月16日に放映されました。


田安徳川家の7男として生まれたあとに、白川藩の養子となります。天命の大飢饉の時の白川藩での対応が評価されて、田沼意次のあとを継いで老中首座となります。政策としては前任の田沼意次の重商主義ではなく分配を重視する傾向があり、幕府の財政再建などにも成果を上げて、寛政の改革と呼ばれました。白川藩では名君とされていすが、老中首座としての評価は分かれているようです。

2021年11月15日月曜日

にっぽん!歴史鑑定 #187「古代史ミステリー・国宝“金印”の真実」

日本歴史鑑定 #187「古代史ミステリー・国宝“金印”の真実」が11月15日に再放映されました。


眩いばかりに輝く黄金の印。 「漢委奴國王印(かんのわのなのこくおういん)」、通称「金印」の真贋を検証する内容でした。 文字の特徴やツマミの形など細かく解説されました。

2021年11月10日水曜日

歴史探偵「ハードボイルド!応仁の乱」

 歴史探偵「ハードボイルド!応仁の乱」が11月10日に放映されました。


応仁の乱までの経緯や人物に注目するのではなく、都の京都を荒らしまくった足軽について注目する内容でした。
足軽の戦闘の仕方や当時は報酬がなく略奪をやりたい放題であったことが紹介されました。
東陣の本陣「細川勝元邸跡」と西陣の本陣「山名宗全邸跡」が実は400mmほどしか離れていないことを今回初めて知りました。

英雄たちの選択 「この世をばわが世とぞ...? 〜藤原道長 平安最強の権力者の実像〜」

 英雄たちの選択 「この世をばわが世とぞ...? 〜藤原道長 平安最強の権力者の実像〜」が11月10日に再放映されました。


「此の世をば 我世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」と読んだ藤原道長の栄達と晩年の苦しみを解説する内容でした。
直筆の日記でもある御堂関白記は国宝ですが、人物像としては従来のイメージとは違う心配りが出来る人物だったようです。

2021年11月9日火曜日

先人たちの底力 知恵泉「田沼意次 逆転の発想 どうする!大借金 未来の世代にツケをのこさないために」

先人たちの底力 知恵泉「田沼意次 逆転の発想 どうする!大借金 未来の世代にツケをのこさないために」が11月9日に放映されました。

賄賂政治家が実は開明的であったとことを解説する内容でした。第9代将軍徳川家重と第10代家治の治世下で側用人と老中を兼任して幕政を主導しました。商業を発展させるなど改革も実践してアイデアのある人物であったようです。絶頂で起きた天明大飢饉が田沼の運命を暗転させました

2021年11月8日月曜日

にっぽん!歴史鑑定 #285「家康を裏切った男?石川数正」

 にっぽん!歴史鑑定 #285「家康を裏切った男?石川数正」が11月8日に放映されました。

徳川家康の人質時代からの近侍で竹馬の友とも言える人物でした。桶狭間の戦いのあとに駿府の取り残されていた正室の築山殿と嫡男の信康を取り戻すという大役を果たします。信康の後見役にもなります。軍事面でも姉川の戦い、三方ヶ原の戦い、長篠の戦いに参陣して武功をあげています。
これほどの人物が小牧長久手の戦いのあとに徳川家を出奔してしまいます。徳川家の機密を知り尽くした懐刀を失った家康が秀吉に臣従するきっかけになったのではないでしょうか。
家康が臣従したあとは、徳川家の機密を握っているという希少価値が失われて晩年は不遇であったようです。



2021年11月3日水曜日

英雄たちの選択 「“悲劇”の会津藩主・松平容保〜公武合体に賭けた夢〜」

 英雄たちの選択 「“悲劇”の会津藩主・松平容保〜公武合体に賭けた夢〜」が11月3日に放映されました。


会津松平家に9代目として養子に入ることから人生が始まります。養父から会津藩家訓による武家の棟梁たる徳川家への絶対随順を教育されたことが後の行動指針となったようです。
28歳の時の文久2年(1862年)に京都守護職に就任し、その後の人生が大きく変わることになります。家臣からは「まるで薪を背負って火を救おうとするようなもの」と諫められましたが、
会津藩家訓も断り切れなかったようです。
京都守護職時代には孝明天皇から信頼を得ており
公武合体を推進していましたが、慶応2年(1866年)の2月に徳川家茂の病死と12月に孝明天皇の崩御から人生が暗転します。
慶応4年(1868年)の鳥羽伏見の戦いのあとには朝敵になり、会津戦争の悲劇となります。
鳥羽伏見の戦いとその後の大阪脱出の責任は、徳川慶喜にあるはずですが連座されることになりました。


会津藩家訓の第一条に「大君の義、一いっ心しん大切に忠勤を存すべく、列国の例をもって自ら拠るべからず。 若し二ふた心ごころ懐かば、則ち我が子孫にあらず、面々決して従うべからず」に縛られた人生だったのかと思います。

2021年11月2日火曜日

先人たちの底力 知恵泉「古田織部 “数寄”を究めた その先に」

 先人たちの底力 知恵泉「古田織部 “数寄”を究めた その先に」が11月2日に放映されました。


古田織部の好き(数奇)を極めた人生を解説する内容でした。
武将として信長そのあと秀吉に仕えていますが使番として数多くの戦に出陣しています。関ケ原の合戦では茶道の弟子である佐竹義宣を中立を守らせるという非常な役割を果たしました。この恩賞で所領が1万石となり大名となっています。
茶人としては千利休の弟子として利休七哲に数えられています。千利休の切腹後は、秀吉の「数寄の和尚」(筆頭茶堂)となり第一人者となっています。徳川秀忠以下数多くの大名を弟子にしており、その一人が
佐竹義宣です。
古田織部と言えば、織部焼ですがあえて歪ませて同じものが一つもない世界観が織部の死後に失われたことは惜しいものです。
最期は豊臣方への内通の嫌疑で捕らわれて切腹なりましたが、弁明を全くしなかったそうです。

2021年11月1日月曜日

にっぽん!歴史鑑定 #284「渋沢栄一の従兄弟 尾高惇忠と富岡製糸場」

 にっぽん!歴史鑑定 #284「渋沢栄一の従兄弟 尾高惇忠と富岡製糸場」が11月1日に放映されました。


渋沢栄一の学問の師匠でありますが、若い日から学問塾を開くほどの人物でした。尊王攘夷思想を持って戊辰戦争の飯能戦争にも従軍しています。明治になってから政府に勤めて初代富岡製糸場の工場長となりますが、工場の建築や工女集めに奔走します。工女の教育も熱心で能力主義を取り入れた活気的な考えを持った人物だったのだと思います。富岡製糸場の累積赤字を繭の投機的売買で解消したエピソードは面白かったです。