2017年8月29日火曜日

先人たちの底力 知恵泉 「戦国武将・立花宗茂“ゼロ”からの復活術!」

8月22日に、「戦国武将・立花宗茂“ゼロ”からの復活術!が放映されました。
戦国武将の立花宗茂の話です。


豊臣秀吉の九州平定でも活躍し取り立てられて筑後の国の柳川で大名となります。
関ヶ原の戦いで西軍について所領を没収されますが、その後苦労して旧領を回復します。
関ヶ原の戦いで西軍について旧領を回復できたのは立花宗茂だけだそうです。

一度浪人にまで落ちて復活することから番組のゲストは、前吉野家会長の安倍修仁さんでした。吉野家も経営破綻して会社更生から復活した経緯があり、安倍修仁さんは福岡県出身でBSE問題で会社の未曽有の危機にも対応したのが立花宗茂と重なるのでゲスト出演になったのだと思います。

2017年8月27日日曜日

おんな城主 直虎 第34話「隠し港の龍雲丸」 

8月27日に第34話「隠し港の龍雲丸」が放映されました。
龍雲丸を演じる柳楽優弥さんファンが気を揉むエンディングでした。

    


                
高橋一生さん演じる小野道好(政次)が前回最後を迎え「一生ロス」と
日本テレビの24時間テレビのラストと重なることから視聴率が落ちるのが心配されましたが各回視聴率は健闘しました。

今回は、「堀川城の戦い」をエピソードでしたが史実でも凄惨な戦いであったようです。
菅田将輝さんの井伊直政の登場前に、「柳楽ロス」になるのでしょうか。

風林火山 第22話「三国激突」

8月27日に第22話「三国激突」が放映されました。
三国同盟前の甲斐・駿河・相模の関するエピソードです。






三国同盟成立の前の今川と北条の富士川以東の河東をめぐる「河東の乱」
についてのエピソードです。由布姫(諏訪御寮人)に関するエピソードに飽きていたので話がスピーディで良かったです。

冒頭で由布姫(諏訪御寮人)が懐妊していることが分かります。

2017年8月24日木曜日

幕末最大の悲劇 会津戦争と白虎隊の真実に迫る!

8月24日の「幕末最大の悲劇 会津戦争と白虎隊の真実に迫る!」が放映されました。



白虎隊についての検証の内容でした。
通説から知っていたことと違うこともありました。
白虎隊というのは実は300人を超えていたようです。
松平容保が最初から恭順していればと考えてしまいます。

2017年8月22日火曜日

先人たちの底力 知恵泉 「幕末 孤高の挑戦者 佐久間象山 空気を読むな!」

8月22日に、「幕末 孤高の挑戦者 佐久間象山 空気を読むな!」が放映されました。
幕末の兵学者、佐久間象山の話です。


昨年の真田丸で大泉洋さん演じる真田信之を紹介する時に、
父:昌幸、弟:信繁(幸村)と「犬伏の別れ」で徳川側につき、幕末に佐久間象山を輩出した松代藩の初代藩主となりましたと紹介されるほどの人物です。

番組を見るまでは、吉田松陰の黒船密航をそそのかして、9年間の蟄居を命じられたのは知らなかったです。

9年間の蟄居のあとに、攘夷派の志士が跋扈する京都で西洋趣味の姿の馬を乗り回していたそうで、その京都で暗殺されます。

番組でもありましたが、そこのところは空気を読まななさすぎのような気がします。


2017年8月21日月曜日

おんな城主 直虎 第33話「嫌われ政次の一生」

8月20日に第33話「嫌われ政次の一生」が放映されました。
高橋一生さん演じる小野道好(政次)の最期の回となります。

史実とは、かなり違う演出だと思われますが、脚本家の森下桂子さんのこだわりを感じる回でした。心配なのは、「おんな城主 直虎」でここまで貫かれてきた高橋一生さん演じる小野道好(政次)の柴咲コウさん演じる直虎への想いの無くなって残り3か月ストーリーが持つのかなということです。菅田将暉さんの直政の登場が第38回ということなので視聴率が心配です。第34回は日本テレビの24時間テレビのラストと重なって視聴率が落ちることが予想されるので「一生ロス」の言葉がネットで踊りそうです。







2017年8月20日日曜日

風林火山 第21話「消えた姫」

8月20日に第21話「消えた姫」が放映されました。
由布姫(諏訪御寮人)に関するエピソードです。


冒頭で村上義清が、信濃守護職の小笠原長時へ武田家に対する出兵を促すシーンがありましたが、由布姫(諏訪御寮人)に関するエピソードでした。

正直なところ由布姫(諏訪御寮人)に関するエピソードがくど過ぎるような気がしました。

2017年8月17日木曜日

昭和の選択「“核なき世界”と権力への挑戦~いま石橋湛山を見る~」

8月17日に昭和の選択「“核なき世界”と権力への挑戦~いま石橋湛山を見る~」が放映されました。

      


戦前・戦中はジャーナリストとして戦後は政治家として首相までなった石橋湛山のドキュメントでした。正直いうと石橋湛山のこと全く知らず首相在任期間が羽田さんの次に長く宇野さんより短いくらいの認識がありませんでした。

田中角栄訪中の10年以上も前に訪中し、田中角栄が訪中の直前に石橋湛山に会いに行く映像は凄いなと思いました。


2017年8月13日日曜日

おんな城主 直虎 第32話「復活の火」 

8月13日に第32話「復活の火」が放映されました。
武田信玄の駿河侵攻による今川家の滅亡と徳川家康による遠江侵攻のエピソードです。


いよいよ今川の滅亡で、今川からの支配からの脱却を目指す井伊家の姿が描かれます。
名門今川家が21名の武将の寝返りもありあっけなく滅びます。

徳川家康は、井伊谷三人衆と呼ばれる近藤康用・鈴木重時・菅沼忠久を派遣して
井伊谷を小野道好(政次)から奪還しようとします。

高橋一生さんファンにとっては気を揉む終わり方でした。

風林火山 第20話「軍師誕生」

8月13日に第20話「軍師誕生」が放映されました。
山本勘助が武田家軍師として認められるエピソードです。


武田家に仕えるようになって2年になる山本勘助について家老の方から、
軍師にする進言を晴信(信玄)が受け入れるシーンがあります。

実際には山本勘助が武田晴信(信玄)の軍師であったかは分かりません。
甲陽軍艦の影響で風林火山では軍師として描かれます。

この話では、永島敏行さん演じる村上義清が初登場となりました。
上田原の合戦と砥石城崩れに繋がって行きます。

2017年8月10日木曜日

昭和の選択「ポツダム宣言受諾 外相東郷茂徳・和平への苦闘」

8月10日に昭和の選択「ポツダム宣言受諾 外相東郷茂徳・和平への苦闘」
放映されました。
       

英雄たちの選択の出演者によるポツダム宣言受諾に対する東郷外相の検証の番組でした。
1945年7月26日 ポツダム宣言が短波ラジオにて放送
1945年8月06日 広島に原爆投下
1945年8月09日 ソ連対日参戦
1945年8月09日 長崎に原爆投下
1945年8月10日 昭和天皇聖断
1945年8月15日 玉音放送
という時系列が詳しく説明されました。

ポツダム宣言受諾については、本土決戦が回避されたという意見もありますが
原爆投下前に降伏することは出来なかったのかと考えてしまいます。

磯田先生の「歴史家は歴史法廷の裁判官」という言葉が印象に残りました。

 



2017年8月6日日曜日

おんな城主 直虎 第31話「虎松の首」


8月6日に第31話「虎松の首」が放映されました。
今川氏真の命により、虎松の粛清を命じられた小野政次(道好)が活躍します。

今川氏真が三河との近接している井伊谷を今川の直轄地する為に、
井伊家を取り潰す手段として家臣の関口氏経を介して2年前の発せられて実効されていなかった徳政令を実施を求めます。

関口氏経は、高橋一生演じる小野政次(道好)に井伊谷城の城代にしてやる条件に、
虎松の粛清を求めます。
虎松は三河の鳳来寺に逃れますが、小野政次(道好)は疱瘡を患った別の子を身代わりにして、関口氏経に虎松を粛清したと欺きます。

「井伊家伝記」などでは、井伊家を専横した奸臣として描かれている小野政次(道好)ですが、身代わりの子を自ら手を掛けたシーンでの「地獄には俺が落ちる」のセリフが
高橋一生演じる小野政次(道好)の今ドラマで貫かれた姿です。

エピソード自体は創作ですが小野政次(道好)を自らを犠牲にして井伊家に仕える人物と描いています。おそらく今年の大河ドラマの最大の持ち上がりになる小野政次(道好)の死へと繋がる話だったと思います。







風林火山 第19話「呪(のろ)いの笛」

8月6日に第19話「呪(のろ)いの笛」が放映されました。
由布姫(諏訪御寮人)が武田晴信(後の信玄)の側室となるエピソードです。




武田信虎が嫡男晴信に追放されるまで同盟関係であった武田家と諏訪家であったが、
上野国の上杉憲政との単独講和をきっかけとして武田家が諏訪を侵攻します。
諏訪惣領を望む高遠頼継を諜略して手を結んで侵攻により諏訪重は降伏して
東光寺で自刃します。

残された諏訪重と側室の間に生まれた由布姫(諏訪御寮人)を武田晴信の側室に迎えます。側室に入った由布姫(諏訪御寮人)は、後の武田勝頼を産むことになります。
時代小説やドラマでも側室に迎えることの意見が分かれたことが描かれていますが、
意見が分かれたのは事実であったのではないかと考えます。ほんさく

諏訪家は、平安から続く家系であり国人としての武士と、諏訪神社最高の神職である大祝を継承しする神官の両面を持つ名門である。よって諏訪の地を治めるのに諏訪惣領家の血筋を利用するというのは占領政策としては合理的だと思います。

生まれた子の名を勝頼として、武田家の通字を与えなかったことからも諏訪家の跡継ぎ
とする意思があったことが伺えます。勝頼自身も諏訪家の跡継ぎとして意識が強く育ったと思われます。

晴信(信玄)の嫡男である義信が後に廃嫡となり、勝頼が武田家の跡継ぎになったことで武田家生え抜きの家臣と諏訪家の勝頼付き家臣との派閥が武田家滅亡に繋がったことを考えると由布姫(諏訪御寮人)の側室の輿入れが与えた影響は大きかったと思います。


2017年8月4日金曜日

歴史秘話ヒストリア 第288回 ようこそ!平安京ダークサイド ~陰陽師・安倍晴明のヒミツ~

8月4日に歴史秘話ヒストリア 第288回 ようこそ!平安京ダークサイド ~陰陽師・安倍晴明のヒミツ~が放映されました。陰陽師の代名詞とも言える安部晴明についてを取り扱っています。




中国を起源とする陰陽五行思想に基づいて陰陽道があり、それを活用して律令規定を維持・運営するのが「陰陽師」という専門職でした。占い・天文・時・暦の編纂を担当する部署として陰陽寮があり、安部晴明は陰陽寮を統括した土御門家の祖です。
陰陽寮は飛鳥時代の天武天皇時代に設置され、明治2年に廃止されました。

番組内でも紹介された晴明神社は、京都の京都御所と二条城が近い堀川通りから少し入った所にあります。現在広さはそんなに大きくありませんが1005年に晴明が亡くなったあとの1007年に一条天皇により屋敷跡に創建された当時は広大であったようです。
社殿も荒れた時期があったようですが、平成になって夢枕獏さんの小説をきっかけとしてドラマ化や映画化によって安部晴明ブールが起きて現在は人気のパワースポットです。

平安時代は現在よりはるかに科学技術遅れており、当時の最先端の学問(呪術・科学)であった「天文道」や占いなどを、体系としてまとめた思想としての陰陽道の中でも卓越した存在として神格化されて今に至っています。

弘法大師の空海もそうですが、卓越した能力を持った人は神格化されやすいと思います。


2017年8月3日木曜日

英雄たちの選択 真説・山崎の戦い~なぜ光秀は天下をとれなかったのか?~

8月3日に「真説・山崎の戦い~なぜ光秀は天下をとれなかったのか?~」
が放映されました。日本の歴史最大の謎と言われる本能寺の変についての検証
の内容でした。
           

本能寺の変とは、織田信長を明智光秀を謀反により討ったのは、
今さら説明するまでもないですが、謎が多く歴史小説やドラマで色々な視点から
描かれています。

ちなみにネットによると
「変」…成功したクーデター。成功して世の中が変わった、という勝者の視点から。
「乱」…失敗したクーデター。反乱が起きたものの鎮圧した、というこれも勝者の視点。
「役」…他国や辺境での戦争。他国からの侵略(元寇=弘安の役)でも使われる。
と検索結果が出てきます。

織田信長を討つという目的は達成されたものの、世の中が変わったという感じはしません。俗に3日天下と言われるように山崎の戦いで豊臣秀吉(合戦時:羽柴秀吉)に敗れたからです。

6月2日に本能寺で織田信長を討ち、嫡男の織田信忠も討つとこまでは完璧であり、
明智光秀が優秀であったとスタジオの人達の意見は一致していました。
番組では、変のあとにすぐさま近江に進出したのは間違いであり、
大阪に進出しての織田信孝を討つべきであったと述べておられました。

もしも本能寺の変で織田信長が討たれていなかったら?というのは永遠の命題です。
個人的には明智光秀の日記があればと想像してしまいます。