にっぽん!歴史鑑定 #133「最強の軍師は誰だ? 秀吉の軍師・半兵衛と官兵衛」が6月14日に再放映されました。
羽柴の二兵衛伏龍鳳雛にたとえられる二人です。
優れているのは実績として黒田官兵衛でしょうが、秀吉の参謀として優れているとなると二兵衛でないような気がします。二人揃って参陣したのは三木城攻略の三木合戦が最初で最後です。まもなく竹中は陣没、黒田は人質という大失態、比べようもありません。後は調略が主で諸葛公明が授けた秀吉らしい奇抜な策は少ないような気がします。
高松城水攻め、鳥取城などの城攻めは恨みが残りましたし、
西国大返しは黒田の献策かもかもしれませんが信長亡き後の天下取りの策に秀吉自身曳いてしまったようですから優れているのは黒田でしょう。
秀吉が自分の死後「天下を取るのは誰か」と近習に質問したところ、前田利家や蒲生氏郷、徳川家康といった名前が出るなか、秀吉は「さも末恐ろしきは、かんぴょうえ(官兵衛)よ」と答えて秀吉に言わしめたのは有名な話です。
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